こまめに部屋の掃除をする人でも、壁紙の汚れにはあまり気づかない人は多いかもしれません。
壁紙の汚れと言えば「たばこのヤニ汚れ」をイメージするかもしれませんが、たばこを吸わなくても手垢や埃、カビ等よくよく見ると意外と壁紙は汚れているものです。
壁紙が綺麗だと部屋全体が綺麗に明るく見えますので、壁紙も綺麗にしておきましょう。
ただ、いざ壁紙の汚れを落とそうとしても、壁紙の素材や汚れの種類により1つのやり方だけでは落ちないこともあります。
例えば表面がでこぼこした壁紙の場合は普通の雑巾やスポンジではなかなか汚れが落ちにくいので、歯ブラシを利用すると便利です。
また、基本的に壁紙の汚れは水だけでは落ちにくいものが多いので、重曹やお酢、住居用洗剤を薄めたものを含ませて拭き取ると良いでしょう。
裏技として、マニキュアを落とす際の除光液や、メイク落としのためのクレンジングオイル等を使用すると意外と汚れを落としてくれます。
また、これらの洗剤を汚れに含ませたあと、上からラップをして数分馴染ませたあとに拭き取ると落ちやすくなることもあります。
なお、シールの貼り後を落とす場合はハンドクリームを塗ってしばらく放置しておくと綺麗に剥がれます。
洗剤をあまり多様できない壁紙の場合は、メラミンスポンジを使えば水を含ませるだけで汚れをこすり落とすことができます。
但し、研磨効果が強いのであまりこすり過ぎると壁紙が剥げてしまうこともあるので気をつけてください。
また、水すら使えない・使いたくない場合は消しゴムで落とせることもあります。
ただ、消しゴムの表面が汚れていると逆に壁紙に汚れが移ってしまうことがあるので、必ず綺麗にしてから使ってください。
いずれの方法にしても、壁紙が変色したり傷んだりしないか必ず目立たないところで試してから掃除に取り掛かるようにしてください。
また、汚れが落ちたあとはそれぞれの洗剤を壁紙に残したままにしないよう、しっかり拭き取るように気をつけてください。
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